2021.05.16 8pm Miscast21でGavin Creelと "In His Eyes"を歌う
GAVIN CREEL and AARON TVEIT perform IN HIS EYES at MISCAST21
Miscastの聴衆の熱い期待に応えて、5年ぶりにあの二人が戻ってきた!この予告からして期待値をガンガンに上げてきます。
THE MISCAST REUNION YOU'VE BEEN WAITING FOR
ニューヨークはコロナ禍から抜け出しつつある時期。デュエットと言ってもまだオンラインセッションだろうなと思っていたら…。
今回ギャビンとアーロンが歌うのは、ジキル&ハイドの「In His Eyes」。元歌は二人の女性エマとルーシーが、そうとは知らず、一人の男性ジキルを想って歌う歌。代名詞が「彼」なので今回はそのままでお互いを想う歌になり、前回の'Take Me Or Leave Me'で喧嘩別れをした二人の後日譚みたいなドラマになっている。うまい。
In His Eyesのタイトル通り、ふたりの目の演技が本当に素晴らしい。
特にギャビンが
By looking in his eyes,
Will I see beyond tomorrow?
(彼の瞳をのぞいたら、未来が見えるかな)
と歌う時のアーロンの瞳が、途方に暮れた様子から、何かに気づき、穏やかな色をたたえるという風に繊細に変化していくところは、何度見ても見飽きない。ドラマチックな表情がよく見えるのはオンラインの利点だね。
歌の始まりはアーロンがエマ、ギャビンがルーシーのパート(声の高さで決めたんだって)だけれど、そのあとはこだわらずにそれぞれジョアンとモーリーンのキャラっぽい歌詞を歌っているところがまたいい。
様々な思いや気づきの末に、自分の気持ちに正直になったふたり。オンラインセッションと思っていたのは壁を塗り分けていただけで、同じ場所で歌っていたことが判明して、Miscast20のコメントでギャビンが言っていた「後悔」を今年は回収するのか?!とドキドキ。
ギャビンがアーロンのヘッドホンをそっと外して(この時のアーロンの顔も♡)、受け入れてくれるだろうか、と一瞬躊躇するところがいい。応えてくれたことに喜ぶ顔も。そしてふたりが歓喜のキスをまさにしようとするところまで感情を盛り上げて、”ジャン”ときれいに止めて物語を締めて「すると思ったでしょ」とにやりとするのもかわいいし、そのあと”だっはー”って素にもどるところも超好き。
今年も素晴らしいパフォーマンスでした。この記事のインタビューのラストによると、3回目も期待していいのかな?
歌詞を訳してみました。(学習用。転載はご遠慮ください)
In His Eyes
Aaron:
ひとり座って雨を見ている
涙が窓ガラスを伝う...
Gavin:
ひとり座って空を見ている
ため息が聞こえる…
Aaron:
彼のことを思う
僕たちがどんな風だったか
彼のことを考えると、思い出す…
Gavin/Aaron:
思い出す…
Gavin:
彼の瞳の中に
僕の心のありかが見える
Aaron:
彼の瞳の中に 優しい光が見える
僕が安心できる場所だ。わかってる
Gavin:
彼の腕の中で安らぐ 彼の心に近づいて
Aaron:
でも、どこから始めたらいいのかわからないんだ…
Gavin:
彼の瞳をのぞいたら 未来が見えるかな
Aaron:
彼の瞳をのぞいたら
この悲しみを乗りこえられるかな
Gavin:
彼の瞳が僕に見せてくれるのは
約束なのか 嘘なのか
Aaron:
でも彼は 僕には隠せない
その瞳の中の愛を
Gavin:
僕は知ってる
彼の瞳のすべてを
Aaron:
開いた本のように読み取れるんだ
彼の瞳は
Gavin/Aaron:
でもそのまなざしに
僕はされるがままなんだ
Gavin:
もし僕が賢かったら、喜んで立ち去ったのに
Aaron:
残念だけど、僕は賢くなんかない
あなたが大切にした思い出を
語ることもできない…
愛とはすべてを与えることなのか
Gavin:
今わかった
Gavin/Aaron:
生きる価値のすべては
そこにあったんだ
彼の瞳の中に
Aaron:
愛とはすべてを与えること
Gavin:
今わかったよ
Aaron:
今わかった
Gavin/Aaron:
生きる価値のすべては
そこにあったんだ
彼の瞳の中に
字幕をつけた動画を作ってみましたが、著作権にふれますのでご内密に🤫。公開の保存リストへの保存もお避けください。
2020.09.13 Miscast20 バーチャルコンサートのコメント
2020年のMiscastはCovid-19の影響で日程を4月から9月に延期し、バーチャルコンサートになった。アーロンは4月の時点では出演予定だったが、9月のバーチャルコンサートではコメントのみ参加。
20200914 Miscast20 Gavin & Aaron Comment
Miscastの象徴的なパフォーマンスとなったGavin Creelとの'Take Me Or Leave Me'について語っている。ギャビンが「唯一の後悔は、パフォーマンスの最後にアーロンにキスしなかったこと」と、(あと少しだったのに!)という思いをにじませて言っていて、笑える。いやいや、キスしなかったからかっこいいんですよ!
2016.5.16 Miscast2016コンサート'Take Me or Leave Me'
アーロンがモーリーン、ギャビンがジョアン。
Aaron Tveit and Gavin Creel sing 'Take Me or Leave Me' from RENT
2016以前のMiscastコンサートへの出演
0コメント