2014.09.06 パサデナPOPS M&G

この頃私はオンライン英会話を学び始めたばかりで、もちろんひとりで海外旅行をしたこともなかったのですが、この機会を逃すと次はいつコンサートがあるかわからない、と思ったら、パサデナがどこにあるかすら知らないのにチケットをポチっていましたよ…。


コンサートが終わった後、野外なのでステージドアなるものはなかったのですが、できればアーロンに会いたい、と思ってうろうろしていたら舞台裏への入口らしき場所が。ファンらしいひとたちが何人かいたのですが門番のおじさんに入るのを止められていました。でも、私が渡航前にいろいろ問い合わせた時に、ディレクターからもらったeメールを見せたら入れてくれた…!

そこで鉄骨だらけの舞台裏でまずディレクターを探して、「素晴らしかったです。日本から来た甲斐がありました」「よく来たね。楽しんでくれた?」「はい。バーンスタインのメドレーが特に素晴らしかったです。ありがとうございました」なんて片言でご挨拶。

でもアーロンはどこにもいないなー。と思っていたら、パーティが始まり、主催者がパトロンの人たちに感謝を述べて、その後に出てきました!ゲストたちが!

アーロンは「うちの娘が君のファンでね」なんて紳士に娘さんを紹介されたり、奥様たちと写真を撮ったり。和やかにグリーティングが進んで、ついに私の番が。「あなたの歌を聴きに日本から来ました」と言ったら「日本から?!ありがとう!」と言って握手をしてくれて(温かくて柔らかい手だった)ちょっとしたプレゼントを渡して、写真をとってもらいました(がぼけぼけだった…せっかくタキシードを着たアーロンとの写真だったのに…涙)。

しばらくして三々五々歓談が始まると、アーロンはひとりで会場の隅のテーブルで飲み物を飲んでいて、目が合った(ような気がした)ので、勇気を出してもう一度話しかけに行きました。

「今日はお会いできてよかったです」と言ったら「ありがとう。それから」と胸の所を押さえて「これも、ありがとう」とにっこり。さっきあげたプレゼントを、内ポケットに入れて持っててくれたんだ〜。とちょっとうっとり。「日本にもあなたのファンがたくさんいます。もし差し支えなかったら、サインをいただけますか?」といって、写真を数枚出したら(これ、今思うと結構失礼で恥ずかしい…)「もちろん」と気持ちよく書いてくれました。

横顔のアンジョルラスの写真にサインをした時、アーロンが「この写真好き?」と聞いてくれて、「一番好き」と答えたら「よかった」ってにこっとしてました。アーロンも気に入っているのかな。

というわけで、はじめてのアメリカしかも初のひとり旅、がんばりました。チケットにカメラOKと書いてあったのでビデオカメラも持っていき、本当に撮れているのかとか、いったいアーロンに会えるのかとか、ずーっと心臓がバクバクして倒れそうでした。

コンサートの帰り道、「あのね、アーロンに会えた!」とツイートしたら、フォロワさんたちが怒濤のように「おめでとう!」と返してくださったのが一番の思い出です。

Aaron Tveit Japan Fan Site (unofficial)

Broadway Boyfriend, Drama & Movie Star TONY Winner アーロン・トヴェイト日本私設ファンサイト