2021年『シュミガドーン!』ダニー・ベイリー役
Danny Bailey, ' Schmigadoon!' S1 E01-06, Apple TV+ 2021.07.16 - 08.13
A Magical, Musical Adventure Schmigadoon!、2021年7月16日、エピソード1,2配信開始!
Apple TV+ シュミガドーン 公式ページ
Apple TV+のプレスページ 公式写真が増えていきます。
Wikipedia日本語版も作成しました。全体的なあらすじはこちらに追記していく予定。
【転載禁止】まとめサイト等への転載はご遠慮ください。
Schmigadoon!はApple TV+制作のミュージカルコメディ。2021年7月16日から、1シーズン6エピソードの配信。2020年10月から12月にカナダのバンクーバーで撮影。
あらすじ
長い付き合いで気持ちがすれ違うようになったカップルのメリッサとジョシュは、ふたりの関係を復活させるためにバックパッカーの旅に出て、シュミガドーンという魔法の町を見つける。そこでは誰もがまるで1940年代のスタジオミュージカルで演じているように行動するのだ。そして彼らは 「真実の愛」を見つけるまでここを離れることができないことに気づく。
キャスト
【メリッサ Melissa】セシリー・ストロング Cecily Strong
【ジョシュ Josh】キーガン=マイケル・キー Keegan Michael-Key
メリッサと長い付き合いの現実的なパートナー。この魔法の町で立ち往生したいと思っている最後の人。
【メンラブ市長 Mayor Menlove】アラン・カミング Alan Cumming
温かく迎える市長。心に秘密(と歌)を抱えている。
【レイトン牧師 Reverend Layton】フレッド・アーミセン Fred Armisen
町の温厚な宗教指導者。
【ミルドレッド・レイトン Mildred Layton】クリスティン・チェノウェス Kristin Chenoweth
レイトン牧師の道徳的に優れた妻。すべての人の関心ごとに関わっている。
【ダニー・ベイリー Danny Bailey】アーロン・トヴェイト Aaron Tveit
町の不良で遊園地の乗り物係。特に彼がメリッサに目をつけたときには、超のつくトラブルを起こす。
※ミュージカル「回転木馬」のビリー・ビゲローがベースになっている。(2021.07.02 NYT)
【ベッツィー Betsy】ダヴ・キャメロン Dove Cameron
一瞬でジョシュに恋をしてしまう色っぽい農家の娘。
【エマ・テート Emma Tate】アリアナ・デボーズ Ariana DeBose
より現代的な女性であり、町の教師でもある彼女は、町の厳格な型に馴染もうと奮闘する。
【ドク・ロペス Doc Lopez】ハイメ・カミーユ Jaime Camil
氷のように冷たい心を持つイケメン町医者。
【伯爵夫人 The Countess】ジェーン・クラコウスキーJane Krakowski
ドク・ロペスとの結婚を決意した美しく洗練された女性。
【フローレンス・メンラブ Florence Menlove】アン・ハラダ Ann Harada
メンラブ市長の無頓着で従順な妻。
S1E01 「シュミガドーン!」"Schmigadoon!"
アーロン演じるダニー・ベイリーは、不良で遊園地の乗り物係。町にやってきたメリッサに目をつけて早速「スリルを楽しまない?乗るなら奢るよ」と「愛のトンネル」に誘う。(全然スリリングに見えない乗り物ですが別の意味でスリルがあるのか…バックミュージックも急に怪しげになってるし)でも町のご意見番のミルドレットに「引っ込んでなさい。ろくでなしのゴロツキ」と即座に阻止される。「あなたさえいなければこの町はまともになる」と蛇蝎のような嫌われよう。
しかし夜になると、ダニーはひとりで散策に来たメリッサと再び出会う。風が吹いてふたりの間に花びらが舞う。自然体のメリッサにダニーは「ちょ 待てよ(なぜキムタク風…)惚れさせる気か」と言いがかりをつける。
アーロンによると、ここはミュージカル「回転木馬」のベンチシーンと呼ばれる有名なシーンがベースになっているらしい。回転木馬のビリー・ビゲローはアーロンのドリームロールの一つで、代表曲の"If I Loved You"はアーロンのファーストアルバム"The Radio in My Head: Live at 54 Below"に収録されている。
話は戻って、ここでダニーのソロ曲 "You Can't Tame Me"(このタイトル、N2NのI'm Alive(reprise)を思い出させる )。メリッサはプライベートショーだと思い込んでいる。「俺は誰にも飼い慣らされない。でも飼い慣らされるなら、君のようなひとがいい」なんてちょっとうっとりさせる。
このロジャース&ハマースタイン風の曲は、アーロンの伸びる声の響きの美しさを引き出すよね。「かっこいい歌ね」とメリッサが褒めると、「歌だって?」と怪訝な顔。どうやらこの町の人たちは、歌っているつもりはないらしい。
S1E2 「ささいなケンカ」"Lovers' Spat"
ジョシュとケンカ別れをしたメリッサは酔った勢いでバスケットオークションで自分自身を競りにかける。しかしいくら掛け金を安くしても自立した賢く強い女性を求める者は一人もいない。そこへダニーが現れ、全財産を出してメリッサを落札し窮地を救う。
メリッサは知的で冷静という殻を破って初めて自分の歌を歌い、そこにダニーも加わって楽しいデュエット"Enjoy the Ride (Part I)"に。最後に二人はいい雰囲気になり「愛のトンネル」の中に消えていく。(ああ、そういうメタファーでしたか…)
S1E3「橋を渡りたい」"Cross That Bridge"
翌朝、メリッサはダニーのベッドで目を覚まし(しまった…)という表情。ダニーは朝食を用意しているけどちょっとはりきりすぎ(笑)。起きてきたメリッサに"Good morning, sunshine!"と声をかける。このセリフ、Next to NormalやGracelandを思い出させるね…。
そして「君は俺を飼い慣らした("You Done Tamed Me")」と結婚を決意した歌を歌う。メリッサはダニーとは一夜の関係だとやんわり伝えるが、ダニーは全く聞いていない。「子どもは男の子ならいいけど、女の子だったら…」と想像するだけでメロメロになっているのも可愛らしいし、
都会から来た知的で美しい花嫁と可愛い娘を養うには、金がない。盗むか強奪するしかない!とどんどん『回転木馬』のビリー・ビゲロー方面にひとりで突っ走っていってしまうのが笑える。その間にメリッサが呆れて出ていってしまったんですけど…😅。
S1E5 「わざわいと争い」"Tribulation"
森の中でジョシュに会い「この森で180cmのヘビに会うのは初めてだな」と因縁をつけ、パンチをお見舞いする。倒れたジョシュに「俺の女を盗りやがって」と捨て台詞を吐いて去っていく。
S1E6「成長の時」"How We Change"
ジョシュとメリッサが自分の本当の気持ちを見つけて和解し、町の人々が口々に「実は私は…」と語る中、ダニーも「もうロクデナシでいるのは飽きた。まともになりたいんだ。今だからいうけど、輪投げは勝てないようにしてあった」
♪ We try ♪
最後までダニーはメリッサを見てるんですよ。かわいいですよね!
裏話
TVLineのインタビューによると、ダニーが第3話のあとほとんど姿を見せなくなったのは、シリーズが元々8話だったのが6話に短縮された影響だそう。
After his one-night stand with Melissa at the end of Episode 2/beginning of Episode 3, the town rapscallion all but disappeared — but why? Schmigadoon!‘s extreme Aaron Tveit deficiency was a “casualty of the move from eight to six episodes,” Paul answered, before disclosing two additional storylines that were ultimately scrapped: “Originally [Danny] and his shady friend were looking for knives so they could rob Josh and get the [money] Danny thought he needed [in order to build a life with Melissa]. It was a whole thing.”
第2話の終わりから第3話の始めにかけて、メリッサと一夜を共にした後、この町のろくでなしはすっかり姿を消してしまいましたが、なぜなのでしょうか?シュミガドーン!の極端なアーロン・トヴェイトの欠乏は「8話から6話になった犠牲者」だとポールは答え、最終的に廃止された2つの追加ストーリーを明かしました。「元々は(ダニー)と彼の怪しい友人はナイフを探して、ダニーが(メリッサとの生活を築くために)必要だと思った(お金を)ジョシュから奪ったんだ。まるごとそれだったんだよ」
なんとダニーはカールソンの父親?!という案も出ていた。
A second tossed storyline involving Danny amounted to a throwaway line — but one that would have completely upended Emma and Carson’s lives. “There was serious discussion that [Danny’s confession in the finale] was that he was Carson’s dad,” Paul said. “But ultimately it made him too much of a jerk and we loved Emma and Carson too much as their own unit.” (Instead, the carnival barker revealed that the ring toss is completely rigged.)
ダニーにまつわる2つ目のストーリーは、ささいなセリフにすぎないのですが、エマとカーソンの人生を完全に覆すことになったでしょう。「私たちは(フィナーレでのダニーの告白は)彼がカーソンの父親だということを、真剣に議論していたんだ」とポールは語りました。「でもそれでは最終的に彼はとても嫌な奴になってしまうし、私たちはエマとカーソンをひとつの家族としてあまりにも愛していました」 (その代わり、カーニバルの呼び込み係が輪投げが完全に不正であることを明かしました)
2021.06.25 12:00 Apple TV+がSchmigadoonの公式ページや予告編をリリース。
アーロンからもお知らせがありました。
Youtube: Schmigadoon! – Official Trailer | Apple TV+
2021年2月20日 Apple TV+より最初のアナウンス。タイトルは「Schmigadoon!」、2021年夏の公開が決定。
2020.10.07
アーロンが撮影所から投稿。初めて見るタイプのかっこいいフェイスシールド。でもリッキーさんからは、手術した後の犬みたいだなって言われてる😂
https://www.instagram.com/p/CGDLBXOLqJp/
2020.10.01
アーロンがApple TV+のミュージカルコメディドラマ(タイトル未定だが仮題は「Schmigadoon」)に出演を発表。他にもミュージカル界のそうそうたるメンバーが出演する。企画と主役は2020年1月に発表されており、ようやくキャストが出揃ったというところだろうか。
Come find us all in Schmigadoon! BEYOND grateful to be starting with this amazing group. Big thanks to @appletv @bsonnenfeld @cincopedia @cgattelli #LorneMicheals and #BroadwayVideo! https://t.co/nBZrxyTAsi
— Aaron Tveit (@AaronTveit) October 1, 2020
0コメント